デカレグ
- 2017.04.15 Saturday
- 22:27
小学生の夏休み、預けられた福島の親戚の家にあった、1976年頃から少年ジャンプで連載された漫画。
その家には年頃の3人姉妹がいて、彼女たちの誰かが買ったものだと思うが、暇つぶしに何度も読んでいた。
主人公は孤児(みなしご)の中学生。
新聞配達で生計を立てながら長屋住まい。
体は小さいが喧嘩は滅法強い。
読み返して改めて思った。
何が面白いって、イイ女が次から次へと登場してきてみんな銀次郎に惚れてしまうのよ。
それでいて銀次郎は彼女たちにまったく興味なし。
作者が述べているように少女漫画の要素を入れているからユルいところはユルいが、キメるところはビシっとキメたストーリー展開に引き込まれる。
こういう男が女を幸せにする、とか、こういうのがイイ女、とかいう価値観を学んだような気がする一方で、学生時代に周囲との感覚のズレを生んだのもこの漫画だったかも知れない、などと思うのだった。
それにしても、たかこ最高だぜ。